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 建築家・篠原聡子氏は、現在も入居希望者が絶えない「Rete tamaplaza」という集合住宅を「TOP-PRIDE」で発表してくれました。多様な住戸プランが混在するという日本の集合住宅ではあまり例のない物件は「TOP-PRIDE」だからこそ、実現できたということですが……。


 私は「TOP-PRIDE」にプロジェクト開始当初から参加してますが、お話を聞いてまず感じたのが建築と生活の関係のなかに「こんな解があるんだ」という発見を住み手の方にしてもらえるようにすること。東急電鉄のメンバーも私たち建築家も、「TOP-PRIDE」に携わるメンバー全員がそう思っていた気がします。「TOP-PRIDE」はデザイン性の高い物件でなければいけないことは確か。しかし、単純に奇抜なデザインだとか、ラディカルな建築的コンセプトよりも生活に対しての提案、主張をメッセージとして発信する必要がある。それは忘れてほしくないですね。

 実際に仕事を進めるうえでは、とにかくメンバーの方の発想が柔軟だったことが印象に残っています。当たり前ですが、どんな建築が完成するかはクライアント次第。そういう意味で「TOP-PRIDE」はプロジェクトのコンセプトについて関係者が共通認識を持てるのでやりやすい。

 たとえば私の手がけた「Rete tamaplaza」にしても、26平米から60平米までの住戸プランが混在する集合住宅なんて、それまでの賃貸マンションではあまり考えられなかった。分譲物件となればさらに少ないでしょう。集合住宅をライフステージの異なる様々な人間が暮らす都市の縮小版だとすれば、本来は健全な姿なんですけどね。しかし、多くの賃貸集合住宅は効率を重視するため、均一の想定居住者を生み、自由なプランニング、発想を拘束しているのが実態です。そういうデメリットが「TOP-PRIDE」にはほとんどないと言っても過言ではないでしょう。施工などについても、東急電鉄のプロジェクトだからグループ企業にお願いするといった制約もありません。

 新しい生活のスタイルを提案したい。そんなアイデアと実行力がある人にとって「TOP-PRIDE」はとてもチャレンジしがいのあるプロジェクトだと思います。

>> Rete tamaplaza


>> 建築家インタビュー TOP-PRIDEに参加して頂いた建築家の方にお話をうかがいました(1)(2)(3)
>> 建築家の方へ システムのご紹介
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>> TOP-PRIDEとは?
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