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 人気のインテリア・雑貨ショップである「F.O.B. COOP」の建築部門「F.O.B.HOMES」を手がけていた梅林克氏。縁あって「TOP-PRIDE」の存在を知り、2つのプロジェクトは歩みを共にすることとなりました。そこで感じた新たな集合住宅プロジェクトの可能性とは?


 もともと私は「F.O.B.HOMES」という住宅プロジェクトを手がけていたのですが、ちょうど同じ時期に東急電鉄と過去の仕事で縁があった関係で「TOP-PRIDE」の企画のお話もいただいたんです。そこで「F.O.B.HOMES」を「TOP-PRIDE」の一つとして組み込むことになりました。というのも「TOP-PRIDE」はnLDKといった既存の価値観では計れない居住空間が提案できそうだったからです。「F.O.B.HOMES」でも同じような理想を抱いていたので、住宅の新しい評価基準を得ることができるのではと思いました。

 通常、われわれ建築家が個人オーナーの集合住宅を手がける場合、資産計画や利回り、具体的なユーザーの設定についても提案や監理をする場合が多い。しかし「TOP-PRIDE」の場合、そういった点に東急電鉄のノウハウを利用できるうえに煩雑な手続きもお願いできる。つまり建築家がデザインにほぼ集中できるのもよかったですね。私自身は建築家としてデザインだけで売っているつもりではあるんですが、現実は資産運用などお施主さんが不安を抱きがちな面もカバーしなければならない。それが「TOP-PRIDE」では東急電鉄が間に入ることによって信用を得ることもできる。その信用は新しい提案をする時も生きてきますね。

 ただし、今までの大手デベロッパー物件に比べて懐は広いものの、自分の表現ばかり通るわけではありません。建築も商品のひとつという意識を持ち、商品価値をきちんと言葉やロジックで説明する必要はあります。そういう意味では「TOP-PRIDE」に想像を絶するような革新的建築は出現しにくいでしょう。しかし、建築家とその活動を広く知ってもらうには非常にいいプロジェクトだと思うんです。「TOP-PRIDE」を機に建築家の提案に興味を持ってくれる人が増えれば、また別の、それこそ革新的挑戦ができる仕事につながるかもしれない。いわば相乗効果が期待できる。「TOP-PRIDE」には建築家のデザインや提案、スタイルの啓蒙という意義もあるのではないでしょうか。

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